2010年9月、
2冊目の小説を出版しました。
蘭野みゆう
「耳の恍惚 あるいは、感覚のメタモルフォーゼ」
(日本文学館 ¥630)
小さな文庫本です。
帯文を紹介します。
「始まりは五千円を落としたことだった!
労働、雇い止め、お金、引きこもり、介護、犯罪・・・
現代的諸問題を背景に、
世の不条理を貫いて、なおしみとおる愛!
読み始めたら一気!
おまけの小説付き」
「僕は耳になった。耳になったので、ひたすら聴く・・・
桜の花びらが水に舞い降りる音、
羽化した揚羽蝶が初めて羽を振るわす音、
空の高いところから透明な光のように降り注ぐオオルリの囀り、
秋の夜、森の奥でマユミの実が弾ける音、
僕が風を切って走るたびに呼び覚まされたメロディー、
そして、母と兄の暮らす家に降り積もる時間の音を」
(本文から抜粋)
おまけの小説「うさぎの時間」にはミシェル登場です。
日本文学館
耳の恍惚
¥630
楽天
2008年5月、小説を出版しました。
ペンネーム 蘭野みゆう
タイトル 「オムニス 太古の海の賢者たち」
(文芸社 ¥1470)
2011年5月15日をもって販売終了致しました。
著者のもとに在庫がありますので、
御用の向きは当ブログの「メッセージを送る」に
メールくださるようお願いします。
表題の「オムニス」の他に
「水の闇」「眠りを失ひて覚醒す」を収録。
rankm55@cna.ne.jp